灘診療所について
組合員さんとともに「協同の医療」
灘診療所は1980年の開設以来、灘区水道筋で医療生協の診療所として地域の組合員さんとともに「協同の医療」を作ってきました。
医療福祉生協連の「いのちの章典」を軸とした安心と信頼の医療活動。
早期発見と予防のための健康診断や保健活動。
自宅で暮らし続けるための在宅医療と介護。
12床の入院ベッドは患者さんの暮らしをサポートするためにあります。
病気になった時
介護が必要になった時
いつでも相談できて、安心して利用できる、
「住み慣れた街でいつまでも暮らし続けたい」をサポートするのが
ろっこう医療生協の灘診療所です。
診療所概要
名称 | ろっこう医療生活協同組合 灘診療所 |
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所在地 | 〒657-0831 神戸市灘区水道筋6丁目6-3 |
電話 | 078-801-6665 |
FAX | 078-801-6675 |
診療科目 | 内科・消化器内科・糖尿病内科・循環器内科・リハビリテーション科・放射線科 |
検査設備のご案内
CT | 16列マルチスライスCTスキャナ |
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内視鏡 | 上部内視鏡(胃カメラ) 経口・経鼻 下部内視鏡(大腸カメラ) |
超音波検査装置 | 腹部・心臓・肝硬度・頸部・甲状腺・下肢・体表など |
一般撮影レントゲン装置・ デジタルX線画像診断装置 |
主に胸部のレントゲン写真や骨の写真(骨折・捻挫などの場合)の撮影を行います。 |
エルゴメーター | エアロバイクを漕ぎながら心電図を取ります、狭心症の発見に役立ちます。 |
フォルム(動脈硬化) | 両手両足に血圧計をつけて動脈硬化の有無を調べます。 |
ホルター心電図 | 24時間心電計をつけて検査します、不整脈などの心疾患を調べます。 |
パルスリープ(睡眠時無呼吸) | 寝ている間に無呼吸になっていないか調べます。 |
医療福祉生協のいのちの章典
はじめに
日本生活協同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。これらの活動を引きつぎ、2010年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。
「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。
医療福祉生協とは
医療福祉生協は、地域のひとびとが、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。
医療福祉生協が大切にする価値と健康観
私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。
私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。
私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。
いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。
自己決定に関する権利
私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。
自己情報コントロールに関する権利
私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。
安全・安心な医療・介護に関する権利
私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。
アクセスに関する権利
私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。
参加と協同
私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。
2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会 第3回通常総会にて確定